会長より、報告と会員へのメッセージ


今朝、石巻にある斎藤病院のPT遠藤さんと電話で話をしました。
人・物・情報・・・様々な対応に奔走しているようでした。
PC環境もまだ整っておらず、PCメールでの送受信は無理とのこと。実質的に使える連絡の手段は病院電話のようで、携帯での会話や携帯メールなどでやりとりをする時間もなかなか取れないようです。
また近隣の会員の安否確認もままならない状況のようですが、現状ではPT仲間の最悪な情報は入ってないようでした。
石巻地区は斎藤病院、石巻ロイヤル病院、石巻日赤病院が何とか機能しているようですが、斎藤病院は医療保険介護保険両部門の復旧を進めなけらばならないようで、尋常ではない忙しさであることをお察しいたしました。「困ったことは伝えてくださいね」と言葉をかけたのが、空しいくらいでした。

どこの施設も自施設のことで精一杯と言う感じがまだまだありますが、
厳しい被災地以外で病院・施設が機能していない施設の方でボランティアができる環境のPTも沢山いるかと思います。
まずは、「自助」、そして「互助」、「共助」、「公助」と繋げていきましょう。
まだまだ大変なことがいっぱいありますが、国民のために頑張りましょうね。


PS:県北の沿岸被災地で支援活動をしている方(他県のPTで大学の教員)とお会いしました。
  彼は宮城県出身で塩釜に実家があります。実家は半壊しているのですが、そこはさておき沿岸の被災地の援助に孤軍奮闘してきたようです。いてもたってもいられなくての行動だったのだろうなと思います。
頭が下がります。
報道で伝えられているような現状とは随分違う実情のようです。
彼は、疲れ果てているにもかかわらず、また石巻方面に出かけていきました。
真のボランティア精神と理学療法士としての使命感をもった眼光に敬服しきりです。

*災害支援ボランティアに関することは、概要については既にお伝えしておりますが、近日中詳細に情報提供します。